遠くに山間が広がる住宅地で美容室兼アイラッシュサロンの新築を行った。 「マテリアル」という店名から建築素材をどのように使ってデザインするか、またウッドショックの影響を受けたことと工期の短さが今回の課題となった。建物はできるだけシンプルにだが特徴のある丁寧なつくりを目指し、基礎は床を兼ねて造り、屋根は天井を兼ねて仕上げられるよう組み方を工夫した。外観の形状も相まって軽く柔らかい印象の建物になった。